GMOとくとく WiMAXは、キャッシュバックや月額料金の割引といったメリットばかりが目立つプロバイダですが、デメリットに関してはどうでしょうか?
WiMAXには、たくさんのプロバイダがありますが、通信速度やエリアなどの基本的なサービス内容は全く同じです。
そうなると料金の安さこそが最大のメリットになるので、最高額のキャッシュバックがもらえるGMOとくとくBBはデメリットよりもメリットの方が圧倒的に大きくなります。
しかし、実際にGMOとくとくBBで契約した後、クレーム的な記事や悪い口コミ・レビューを見かけることがあるのはどういうことでしょうか?
これはGMOとくとくBBで契約する際の注意点である『キャッシュバックの受け取り手続きを忘れてしまった』ことに対するクレームがほとんどです。
キャッシュバックの受け取りは契約から11ヶ月後なので、うっかり忘れてしまうユーザーが多いのでしょう。
最大のデメリットであるキャッシュバックの受け取り忘れは、申し込み時にカレンダーにメモでもしておけば防ぐことができるので、大したマイナスポイントではありません。
全てのWiMAXプロバイダの中で、最もお得なのは間違いなくGMOとくとくBBのキャッシュバックキャンペーンなので、うまく活用しましょう。
このページでは、GMOとくとくBB WiMAXのメリットであるキャッシュバックや月額料金の割引について詳しく解説し、デメリットやその解消方法を分かりやすく解説しています。
GMOとくとくBB WiMAXのメリット
メリットに関しては、すでに様々な情報が出回っているので、知っているユーザーも多いでしょうが、ここでまずはメリットを分かりやすくまとめておきましょう。
メリットは主に2つの強力なキャンペーンによる、WiMAXの割引です。
基本的にはキャッシュバックキャンペーンの方が、総額が安いのでおすすめなのですが、1ユーザー1回しか申し込みができません。
初めて申し込みをするならキャッシュバック、GMOとくとくBBでの申し込みが2回目なら月額割引キャンペーンを利用しましょう。
業界最高額のキャッシュバック金額
GMOとくとくBBには、2つのキャンペーンがあり、最も人気を集めているのが、このキャッシュバックキャンペーンです。
月額料金の割引に関してはUQ WiMAXと比べて100円ほどしかないのですが、30,000円〜40,000円近くのキャッシュバックがもらえます。
WiMAXの基本契約期間は3年間なので、キャッシュバックを含めた3年間の実質月額料金は全てのWiMAXプロバイダの中で、最安値になります。
30,000円のキャッシュバックをもらえたとしても、ギガ放題プランが3,400円程度になるのでこの金額よりも安くWiMAXを契約できるプロバイダはありません。
もう1つのキャンペーンである、月額料金割引キャンペーンと比べても、キャッシュバックキャンペーンの方がより安く利用できるので、こちらのキャンペーンに人気が集まっています。
ただし注意点があって、キャッシュバックをもらえるのは、契約から11ヶ月後という点です。
ここさえしっかり理解すればデメリットは無くなるのですが、キャッシュバックの受け取りを忘れて受け取ることができなかったユーザーから、多くの悪い口コミが集まっています。
WiMAXに限らず、キャッシュバック系のキャンペーンは手続きや申請を忘れてしまうユーザーが多い様なのでで、ここを読んでいるユーザーは確実にキャッシュバックを受け取れる様に注意てして欲しいところですね。
業界最安値の月額料金割引キャンペーン
GMOとくとくBB WiMAXのもう1つのキャンペーンとして、月額料金割引キャンペーンがあります。
これは、キャッシュバックがもらえない代わりに、月額料金を大幅に割引するという内容で、その割引額は全てのWiMAXプロバイダの中で最も安い金額になっています。
キャッシュバックキャンペーンの様に、キャッシュバックを含めた実質月額ではなく、毎月の支払い額がギガ放題プランで3,480円になります。
これはUQ WiMAXと比較すると、毎月900円の割引額になるので、単純に3年間で32,400円お得に利用できることになります。
逆にいうと、キャッシュバックキャンペーンでも、32,400円を下回る様であればこちらの月額料金割引キャンペーンを利用した方がお得になるということですね。
キャッシュバックキャンペーンの様に、受け取り手続きや申請などの余計な手続きがないので、こちらは全くデメリットのないキャンペーンと言えます。
宣伝されているのはやはりキャッシュバックキャンペーンの方が多いのですが、リスクを取りたくないなら月額料金割引キャンペーンにしておいたほうが、確実にお得に契約できます。
また、キャッシュバックキャンペーンと違い、1人何回でも申し込みができるので、過去にGMOとくとくBB WiMAXを利用したことがあるユーザーにもこちらがおすすめです。
GMOとくとくBB WiMAXのデメリット
GMOとくとくBBのメリットは、キャッシュバックと月額料金割引の2つの強力なキャンペーンで、とにかく他のプロバイダよりも圧倒的に料金が安くなることです。
ここからはデメリットの解説ですが、逆に考えるとこのデメリットにさえ注意すれば、GMOとくとくBB WiMAXでの契約に何の不安も無くなります。
契約する前に、デメリットについてもきちんと理解しておきましょう。
キャッシュバックを受け取れないリスク
キャッシュバックを受け取れないリスクは、GMOとくとくBB WiMAXで契約したユーザーから最も悪い口コミを集める原因になっています。
とはいえ、きちんと手続きすれば普通にキャッシュバックが受け取れますし、事前にしっかりと受け取り方法を確認していないユーザーにも悪いところがあると思っています。
ただ、少しだけ手続きが分かりにくいのは事実なので、どうしてキャッシュバックを受け取れないのかつまづきやすい部分をまとめておきましょう。
- 受け取りは契約から12ヶ月後
- 手続きの案内メールが11ヶ月後に届く
- メールはGMOの独自ドメインのメールに届く
- それまでに月に数件広告が配信される
- 申請の手続きを1ヶ月以内にする必要がある
GMOとくとくBBのキャッシュバックキャンペーンで申し込みをしても、すぐにキャッシュバックが振り込みされる訳ではありません。
11ヶ月後にGMOの独自ドメインメールに届く『キャッシュバックの受け取りに関するメール』を確認して、キャッシュバックの受け取り申請を済ませる必要があります。
そして、それが完了したら翌月に指定した口座振り込まれると言う流れになります。
この11ヶ月後に届くメールが届いたら1ヶ月以内に振り込み申請をする必要があるので、メールに気づくのが遅れたり、手続きの申請を忘れてしまうと、キャッシュバックは受け取れなくなってしまいます。
GMOの契約時にもらえるメールアドレスは、ほとんどのユーザーが日常で利用することはないでしょう。
しかし、このキャッシュバックに関する案内のメールを、GMO以外のメールアドレスに指定することはできません。
このメールアドレスを毎日確認していれば見逃すことはないのでしょうが、1日に数件ほど広告メールが届くので、ユーザーは次第に確認しなくなってしまいます。
こうして、キャッシュバックの案内を見逃してしまうというケースが多く発生していまうと考えられます。
キャッシュバックをきちんと受け取るためには、11ヶ月後に案内メールが届くということを、しっかりと覚えておいて、そのタイミングではいつもよりしっかりとメールを確認しておく必要があります。
GMOとくとくBB WiMAXのキャッシュバックが受け取れないというデメリットというよりは、ユーザーがキャッシュバックの申請を忘れてしまうというリスクを意識しておけば、ほぼもらい忘れることはありません。
これはキャッシュバックキャンペーンならではのリスクなので、こうした手続が不安だというユーザーは、最初からキャッシュバックキャンペーンを利用せずに、月額料金割引キャンペーンで申し込めば、余分な手続きを考える必要がないのでおすすめです。
端末保証オプションの解除忘れ
GMOとくとくBBは、キャッシュバックキャンペーンでも月額料金割引キャンペーンでも、申込時に必ず端末保証オプションに加入する必要があります。
端末保証の月額300円もしくは月額500円は、2ヶ月間無料なのでこれ自体に大きな問題はありません。
しかし、多くのユーザーがこのオプションの解約を忘れてしまい、オプション料金を払い続けてしまうというデメリットがあります。
折角安い料金でWiMAXを契約したのに、毎月300円のオプション料金を無駄に払ってしまっては意味がありません。
端末保証のオプションは強制的に加入することになりますが、端末が届いたらすぐにBBNaviから解約することができるので、忘れずに解約するようにしましょう。
これもユーザーがきちんと理解しておけば、大したデメリットにはなりません。
GMOとくとくBBに限らず、他の通信系サービスでもよく見られる落とし穴なので、この辺りはサービス提供者側も、ユーザーから少しでも料金をもらおうという体勢を見直してもらいたい部分ですね。
公衆無線LANオプションが有料
GMOとくとくBBとUQ WiMAXはほとんどサービス内容が変わりませんが、唯一異なるのが、公衆無線LANオプションです。
UQ WiMAXでは無料で使えるこのオプションは、GMOとくとくBBでは362円の有料オプションになってしまいます。
ただ、それを差し引いても明らかに料金面ではGMOとくとくBBの方がお得なので、特に気にする必要はないかもしれません。
そもそも、WiMAXのルーターを持っていて必要になる場面が少ないオプションなので、ほとんどのユーザーは契約する必要がありません。
気をつけたいのは、このオプションも端末保証オプションと同じく、申し込み時に自動的に加入されているという点です。
端末保証オプションと同じで、解約を忘れて加入を続けてしまうと、余分な料金を支払い続けることになってしまいます。
UQ WiMAXでは標準で使えるオプションなので、GMOとくとくBBでも使えるんだと勘違いしてしまうユーザーも少なくないので、利用するならしっかりと有料オプションだと認識して利用するようにしましょう。
オプションをつけたとしても、GMOとくとくBBの方がはるかに安い料金でWiMAXを使えますが、不要な場合は契約したらすぐに解約するようにしましょう。
解約の方法が分かりにくい
GMOとくとくBB WiMAXのデメリットとして、こちらもよく言われているのが、解約の方法が分かりにくいと言うものです。
こちらもちょっと特殊なのですが、GMOとくとくBB WiMAXを解約する場合、更新月しかWeb上で解約することができないという特徴があります。
GMOとくとくBB WiMAXは、会員情報は全てBBNaviとページから操作し、解約の手続きもこちらから行うことになっています。
ただ、契約期間中に解約のボタンは押せないようになっていて、37ヶ月目の解約月のみ解約ボタンが出現するようになっています。
もしGMOとくとくBB WiMAXを契約期間の途中で解約しようとしても、解約ボタンが押せなくなっているため、ユーザーはどこから解約すれば良いのか迷ってしまうというわけですね。
契約は簡単でも解約が複雑というのは、契約する上でデメリットと言えるでしょう。
ほとんどのユーザーは、契約更新月まで契約を継続するのですが、不満が出るのはその後です。
更新月を過ぎると契約期間がリセットされて、再び36ヶ月の契約期間が始まってしまうので、ユーザーが気づかないうちに解約ボタンが消えてしまっているということになるようです。
更新月を過ぎてしまったら、9,500円の契約解除料が必要なので、違約金が必要+Webでの解約ができないという事で、さらにユーザーから不満を生み、クレームに繋がっているようです。
これもGMOとくとくBBに限ったことではないので、WiMAXなどの回線系のサービスを利用する時は契約更新月をしっかり覚えておきたいですね。
もちろん、解約せずにそのまま長期利用するのも良いのですが、どうしても契約更新月を過ぎると、月額料金が高くなってしまうので、更新月できちんと一度解約して、再び契約するという流れを繰り返すのが最もお得にWiMAXを利用していく方法です。
GMOとくとくBBには20日間の無料キャンセル期間があるので、その間にしっかりとサービスの内容や通信速度を見極めて、契約更新月まできちんと利用できるようにすれば、デメリットとは言えなくなります。
また、更新月を忘れて契約を続けてしまわないように、契約した月と更新月の予定日は忘れないようにカレンダーにメモしておきましょう。
GMOとくとくBBのメリットとデメリットのまとめ
GMOとくとくBBは、キャッシュバックキャンペーンと、月額料金割引キャンペーンの2つのキャンペーンがあるプロバイダです。
まず、メリットとしては、この2つのキャンペーンを利用すると、どちらを利用した場合でも、WiMAXの公式プロバイダであるUQ WiMAXと比較して、30,000円以上もお得にWiMAXを利用できるという点です。
これは、多少のメリットには目をつぶれてしまうほど大きなメリットで、料金にこだわるユーザーや少しでも安くWiMAXを利用したいユーザーなら、迷わず契約するべきプロバイダだと言えます。
通信の速度やサービスの内容に不安があっても、他のプロバイダよりも長い20日間の無料キャンセル期間があるので、初めてのユーザーでも安心して契約することができるプロバイダでもあります。
デメリットとしては、GMOとくとくBBを契約したユーザーから、よく不満やクレーム、悪い口コミを受ける内容をまとめましたが、どれも公式サイトにしっかりと書かれている内容です。
最初にこれらのデメリットを知っておけば、特に気にする必要のないものばかりですし、GMOとくとくBBがユーザーを騙して高いお金を取ろうとしている訳ではありません。
むしろ、これらのデメリットを気にするあまり、WiMAXのプロバイダの中で最も安いGMOとくとくBBを選ばなくなってしまうことは、大きな損失ということになります。
キャッシュバックにしても、少しの手順を踏むだけで30,000円を超えるキャッシュバックがもらえるので、手間に対するコストパフォーマンスとしてはとても高くなります。
これも不安だという場合は、迷わず月額料金割引キャンペーンを選べば良いだけなので、リスクというものはほとんどありません。
注意点としては、20日間でしっかりと更新月まで利用可能かの判断をすることと、契約したら36ヶ月間解約せずに使い切ることです。
そして、更新月できちんと解約すれば、これほどお得にWiMAXを利用できるプロバイダはありません。
最後に申し込み時に絶対加入が必要な端末保証オプションと公衆無線LANオプションだけは、不要であれば忘れずに解約するようにしましょう。
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