GMOとくとくBB WiMAXは、高額なキャッシュバックがもらえるキャンペーンが有名ですが、実は簡単で確実な割引が受けられる月額料金割引というもう1つのキャンペーンがあります。
キャッシュバックキャンペーンと月額料金割引キャンペーンでは、申し込みURLが異なるので、ほとんどのユーザーが月額割引のページを知らずにキャッシュバックのページから申し込みをしているのが現状です。
月額料金割引のキャンペーンは、キャッシュバックキャンペーンの様に受け取り手続きという手間がなく、もらい忘れというリスクがないので、万人におすすめできるキャンペーンです。
またキャッシュバックキャンペーンの様に、1人1回という様な制限がないので、何度も再契約を繰り返すことができる点も魅力です。
3年総額ではキャッシュバックキャンペーンを利用した方が安いのですが、差額は5,000円程度なので、受け取り手続きが煩わしいと感じるなら、月額料金割引で申し込みをするのがおすすめです。
ここでは、あまり解説されることがないGMOとくとくBB WiMAXの月額割引について、詳しく解説したいと思います。
GMOとくとくBB 月額割引の料金
まずは、最も気になる実際の月額料金について見ていきましょう。
- 7GBプラン : 2,170円〜
- ギガ放題プラン : 3,480円〜 (2ヶ月間は2,170円)
GMOとくとくBB WiMAXの月額料金割引は、上記の様に格安に割引されています。
数あるWiMAXプロバイダの中でも、ここまで月額料金が安くなるのは、GMOとくとくBB WiMAXだけです。
UQ WiMAXでギガ放題プランを契約すると4,380/月なので、ちょうど毎月900円割引されているということになります。
競合としてBroad WiMAXがありますが、Broad WiMAXの場合、2年間はGMOと同じく3,480円で使えますが、2年以降は4,011円と値上がりしてしまうので、この差額分GMOとくとくBBの方がお得に利用できることになります。
7GBプランだとさらに安いのですが、WiMAXはギガ放題プランが圧倒的にコストパフォーマンスが良いですし、契約から2ヶ月間は7GBプランの料金でギガ放題プランが使えるので、まずはギガ放題プランで申し込みをしましょう。
3年以上の契約は再契約がおすすめ
GMOとくとくBB WiMAXの月額料金割引キャンペーンは、お得な月額料金で使えるのが3年間だけになっています。
3年を超えると、月額料金の割引がなくなってしまい、4,263円の月額料金になってしまいます。
それでも、UQ WiMAXの4,380円と比べると100円ほど安いのですが、一度更新月で解約して再契約すると、また3年間の月額料金割引を受けることができるので、契約するならきっちり3年間で解約するのがおすすめです。
申し込みをする際は、契約日と37ヶ月目の更新月を忘れないように注意しましょう。
これさえ守っておけば、GMOとくとくBB WiMAXの月額料金割引はとてもおすすめなキャンペーンになります。
GMOとくとくBBで再契約は可能?更新月で解約して再契約するのがおすすめ
キャンペーンで端末代金が無料
GMOとくとくBB WiMAXの月額料金割引は、キャンペーンによって、端末代金も無料になっています。
通常WiMAXの端末は、20,000円前後とされていますが、ほとんどのWiMAXプロバイダで、端末代金は無料になっています。
ただ、UQ WiMAXだけは、端末代金を2,000円から4,000円ほどに設定しているのため、その分契約の最初に支払う料金が高くなります。
GMOとくとくBB WiMAXの月額割引でも、全ての端末代金が無料になっているので、最新機種であっても自分の欲しい端末を選ぶことができます。
契約事務手数料3,000円は必要
GMOとくとくBB WiMAXの月額料金割引で申し込みをすると、契約事務手数料が3,000円必要です。
これに関しては、どのプロバイダでも同じ料金が必要なので、特に比較して高いというわけではありません。
申し込みをして最初の支払いには、月額料金の日割り+契約事務手数料が加算されるので、初回の支払いは最大5,170円ということになります。
GMOとくとくBBには、契約から20日以内ならキャンセルが無料というサービスがありますが、契約事務手数料は、通信にかかる費用ではないので、この費用だけはキャンセルしても返金されません。
LTEオプションは無料
WiMAX2+対応の最新端末なら、WiMAX2+の回線だけでなく、au 4G LTEの回線を使った通信が利用できます。
通常であれば、LTEオプションは1,005円/月が必要な有料オプションだったのですが、現在は基本の料金プランに含まれているので、利用料は無料になっています。
7GBプランであってもギガ放題プランであっても、LTE通信に関しては月に7GBまでと通信量が決まっていますが、WiMAXの電波が届きにくい場合には心強い通信オプションです。
常時LTEの通信をONにしておくというよりも、必要な時だけONにして柔軟に通信モードを切り替えるという使い方が最適です。
有料オプションであれば活用方法を一生懸命考えるところですが、無料オプションなので、使わずに放置しておいても全く問題はありません。
GMOとくとくBB 月額割引のオプション
GMOとくとくBB WiMAX月額割引キャンペーンには、追加で申し込みができる以下の有料オプションがあります。
- 安心サポート
- 安心サポートワイド
- 公衆無線LAN
- インターネット安心セキュリティ
基本的にはどのオプションも不要だと思いますが、端末保証のオプションだけ申し込み時は自動的に加入することになるので、不要だと感じたら申し込み後すぐに解約してしまうようにしましょう。
安心サポート
安心サポートは月額300円の端末保証オプションです。
端末が故障した際の修理代金(5,000円〜)が無料になるオプションで、万が一の端末故障時のためのオプションになっています。
ただし、ユーザーが通常の範囲でWiMAXを利用した場合に限って保証の対象となり、取扱説明書にないような使い方をして故障した場合は、サポートの対象外になります。
また、この安心サポートでは水濡れによる故障は対象外になっているので、水濡れまで保証に含めたい場合は、次に解説する安心サポートワイドに加入する必要があります。
このオプションか安心サポートワイドのどちらかは、申し込み時必ず加入しなければいけませんが、基本的には必要ないので、申し込み時は月額料金の安いこちらの安心サポートに加入しておいて、契約後すぐに解約するようにしましょう。
安心サポートワイド
安心サポートワイドは月額500円の端末保証オプションです。
安心サポートと同じくWiMAXルーターの故障に対して、修理代金が無料になるオプションで、さらに水濡れまで保証の対象を広げたオプション内容になっています。
安心サポートワイドだからと言って、このオプションも全ての故障に対して無償で対応してくれるわけではありません。
取扱説明書にある範囲の使い方をしていて故障した場合と、万が一水濡れをしてしまった場合のみ保証の対象になっていて、ユーザーによる故意の破損や紛失などには対応してくれません。
オプションの有無にかかわらず精密機器なので、WiMAXルーターは大切に扱うようにしましょう。
安心サポートも必要ありませんが、この安心サポートワイドはさらに必要のないオプションです。
WiMAXはスマホと違って水没させることはまずありませんし、毎月500円を支払うくらいなら、白ロムが十分に買えてしまうからです。
申し込み時はとりあえず安心サポートだけ加入しておいて、契約後は解約するようにしましょう。
公衆無線LANオプション
公衆無線LANオプションは、月額362円の有料オプションです。
WiMAXの通信に加えて、WiMAXルーターを持っていなくても、『Wi-Fiスクエア』『UQ Wi-Fi』という公衆無線LANが利用できるようになります。
街中や新幹線の移動中などで利用できるサービスで、UQ WiMAXなら標準で利用できるサービスなのですが、GMOとくとくBB WiMAXを始め他のプロバイダでは有料オプションになっています。
WiMAXルーターを持ち歩くのであれば基本的には必要のないオプションですが、申し込み時に自動的に加入されているので、不要な場合は契約後にオプションを解除するということになります。
少し前であれば、WiMAXの電波が届きにくい場所で利用するということもありましたが、現在ではLTEオプションによってほとんどのエリアで通信がカバーできるので、必要だと感じることはほとんどないでしょう。
メリットとしては、WiMAXの通信量を減らすことなく通信ができるという点ですが、3日で10GBの通信量があるWiMAXなら、通信量が足りなくなるということもほとんどありません。
気になるユーザーは申し込みから2ヶ月間は無料なので、無料期間のうちだけ試してみるのもありかもしれませんね。
インターネット安心セキュリティ
インターネット安心セキュリティーは月額500円の有料オプションです。
マカフィーのアンチウイルスソフトを利用できるというオプションで、スマホ・タブレット・パソコンと最大3台までウイルスソフトをインストールできるようになります。
申し込みから1年間は無料で利用できて、2年目から毎月500円必要なので、試しに1年間利用してみるというのは良いかもしれませんが、これも基本的には不要なオプションです。
どうしても使いたいならマカフィー公式サイトで3年間8,500円で何台でもインストール可能なパッケージが販売されているので、こちらを購入した方がよほどお得です。
契約時に加入か不要か選べるので1年間利用してみるか、解約を忘れそうだという方は気づいたら数ヶ月分利用料を払っていたということになりかねないので、最初から加入しないことをおすすめします。
スマホとセットでさらにお得な割引
GMOとくとくBBの月額割引キャンペーンでは、スマホとセットで契約することでスマホの月額料金が割引される以下のサービスに対応しています。
- auスマートバリューmin
- ギガMAX月割
WiMAXの母体であるau by KDDIと、同じUQコミュニケーションズの運営するUQモバイルのスマホを持っているまたは、これから契約を考えているというユーザーは、WiMAXを契約することで、スマホの利用料金の割引を適用することができます。
WiMAXプロバイダの中では対応していないプロバイダもあるので、月額料金が安いGMOとくとくBBがこれらの割引に対応してくれているのは、とても嬉しいポイントですね。
auスマートバリューmine
auスマートバリューmineは、GMOとくとくBBで契約したあと、auに申請することで、auスマホの月額料金を最大1,000円割引してくれるサービスです。
スマホの料金プランによって割引の金額が異なりますが、基本的にはどのプランであってもauスマホであれば割引を受けることが可能になります。
注意点としては、WiMAXとauでそれぞれ契約者の名義が同じであることです。
また、WiMAX側での手続きではなく、あくまでもWiMAXを契約した後にauで受付されるサービスなので、まずはWiMAXを契約してから手続きを進めるようにしてください。
詳しくは、auスマートバリューmineのページで解説しています。
GMOとくとくBB WiMAXでauスマートバリューは使える?手続きや申請方法について解説
ギガMAX月割
ギガMAX月割は、GMOとくとくBBでWiMAXを申し込み後、UQモバイルのスマホの利用料金が毎月最大300円割引されるというサービスです。
ギガMAX月割もUQ WiMAXから始まった割引サービスで、対応していないプロバイダもある中GMOとくとくBB WiMAXはしっかりと対応しています。
GMOとくとくBBでWiMAXの申し込みをした後、UQモバイルの店舗か契約中のUQモバイルマイページから手続きが可能です。
格安スマホとWiMAXはとても相性が良いので、WiMAXの契約をきっかけにスマホもUQモバイルに乗り換えてしまえば、ダブルで月額料金を節約できます。
すでにUQモバイルを利用している場合も、もちろん割引の対象になるので、WiMAXを契約したらすぐに手続きをしましょう。
ギガMAX月割りに関しては、こちらのページで詳しく解説しています。
GMOとくとくBB WiMAXでギガMAX月割はできる?UQモバイルとセットで割引を受ける方法
GMOとくとくBB 月額割引の契約期間
GMOとくとくBB WiMAXの月額割引キャンペーンは、基本的に3年契約です。
3年間継続して利用することを前提に月額料金が大幅に割引されているので、途中で解約すると解約違約金が必要になります。
また、3年契約を終えて契約を継続する場合でも、契約更新月以外の解約では解約違約金が必要になるので、解約をするなら37ヶ月目となる更新月がおすすめです。
契約期間に関わらず、違約金さえ支払えばいつでも解約が可能がGMOとくとくBBですが、基本的には契約期間が短いほど解約違約金が必要になるので、注意しましょう。
解約違約金
- 1ヶ月目 – 12ヶ月 : 19,000円
- 12ヶ月 – 24ヶ月 : 14,000円
- 24ヶ月以降 : 9,500円
- 37ヶ月目 (更新月) : 0円
GMOとくとくBB 月額割引の解約金は上記の通りになっています。
キャッシュバックキャンペーンに比べると、解約違約金が安く設定されてはいますが、それでも1年以内の解約なら19,000円が必要になるので、契約したらできる限り更新月までは利用したいですね。
GMOとくとくBBに関わらず、全ての通信系サービスに言えることですが、違約金無料で解約できるタイミング1月しかないので、契約する場合は更新月を必ず意識しておきましょう。
20日以内なら無料でキャンセルが可能
GMOとくとくBB 月額割引には、初期契約解除が用意されています。
これは他のWiMAXプロバイダよりも長く設定されていて、端末の到着から20日以内なら無料でキャンセルが可能になっています。
20日あれば、様々な場所で通信速度や電波の状況を確認できるので、早いタイミングで解約しなくても良いように、この期間にしっかり使い勝手を確認しておきましょう。
とはいえ、Try WiMAXの様にお試し前提でレンタルするという使い方はできなくなっているので、注意しましょう。
エリア判定で◯が出ているにも関わらず、思った様に通信速度が出ない場合にキャンセルが可能ということなので、きちんと契約する意志を持って契約して、本当に不満があった場合のみキャンセルの申請をしましょう。
この場合、最初に支払った契約事務手数料は戻ってきませんが、不満を持ったまま長期で契約を続けたり、途中で高額な違約金を支払って解約することを思えば出費は断然少なくなります。
20日という長い期間でキャンセルを受け付けてくれるのは、GMOとくとくBBならではのメリットですね。
GMOとくとくBB 月額割引のまとめ
GMOとくとくBB WiMAXの月額割引キャンペーンは、キャッシュバックキャンペーンと比較すると3年間の総額では安くありません。
しかし、以下の理由でとてもメリットの大きいキャンペーンです。
- キャッシュバックの申請手続きがない
- もらい忘れるというリスクがない
- 毎月の支払いが抑えられる
- 解約違約金が安い
- 何度でも再契約が可能
WiMAXのキャッシュバックキャンペーンは確かに魅力的なのですが、手続きが面倒なことと、もらい忘れるユーザーが一定数いるというデメリットがあります。
その点、月額割引キャンペーンであれば、申し込みをしたら自動的に月額料金が割引されるので、得をすることがあっても損をすることはありません。
どのWiMAXプロバイダを見ても、GMOとくとくBBの月額割引キャンペーンより安いプロバイダはない上に、確実に割引を受けられるという点で、とてもおすすめできるキャンペーンです。
また、GMOとくとくBBをはじめとするどのプロバイダでも、キャッシュバックを受け取ることができるのは1ユーザーにつき1回だけです。
初回はお得に申し込みができたとしても、2回目以降の申し込みでキャッシュバックを受け取ることはできません。
過去にキャッシュバックキャンペーンを利用したユーザーが、もう一度GMOとくとくBBで申し込みをするならこのキャンペーンしかありません。
もちろん他のプロバイダからの乗り換え先としてもおすすめです。
新規の契約先としてもWiMAXの再契約先のプロバイダとしても、最適なGMOとくとくBB WiMAXの月額割引キャンペーンの申し込み先は、通常のキャッシュバックキャンペーンとは別ページなので、ご注意ください。
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